「終活」について

 「終活」とは「自らの人生の終わりに向けた活動」の略語で、自分が亡くなった際の葬儀、お墓、遺言の準備や財産相続、身の回りの生前整理などを行うことを指します。これまでは、大切な人が亡くなる事、亡くなった後の事を話題にすることは、縁起でもない事のように敬遠され、家族の間で相談する事もはばかられてきました。

ですが、2010年には「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされ、このことがきっかけとなり、「終活」という言葉は世の中で広く知られて行き人々の関心は高まってきています。

現在では、死後に向けた事前準備だけではなく、「人生の終焉」について考えることによって、「今をよりよく生きるための活動」という前向きな意味として広がり始めています。

ワタシシルベでも、「素敵なひとは自分の最期までをデザインしている」というキャッチコピーで、みなさまお一人お一人「ワタシ」のための素敵な終活のお手伝いをさせていただいております。

「終活」の始め方と進め方のポイント

終活は何歳から始めるものでしょうか?

年齢はとくに関係はなく

いろいろなきっかけが終活の始まりになります。

 

*夫婦の結婚記念日が10回目をむかえた時から

*子どもの二十歳の誕生日から

*子どもが県外へ就職していった日から

*50歳の誕生日から

*60歳のお祝いをした日から

*家族が集まる年末年始のゆっくりできる時間から

 

ワタシらしい始まりの日を決めたらまず、これまでのアルバムを準備して机の上に広げてください。

・ワタシの生まれてから今日まで

・大切な人とのこれまで

・子供、それぞれの生まれてきてからこれまで

3つくらいのテーマに分けて、「自分が主人公のアルバム」を作りなおしていきましょう。

後ろ姿や横顔は1枚くらいで、後は自分がはっきりと写っているものを選んでいきます。

その他は思い切って処分していきましょう。地震や火事など災害時にかばんに入れて持って出られる量が目安です。

それぞれのテーマに分けた写真の選別にかける時間は1時間。疲れない時間内に少しづつ定期的に完成を目指していきましょう。

アルバムが出来上がる頃には、これまでの出来事や想い出がもう一度しっかり浮かび上がり、これからのやるべき事、伝えておくべき事、自分だからこそできる申し送りについて必要なことが浮かんできます。

 

アルバムの整理が済んだら、自分の年表を作成します。

自分の誕生日から始まります。「○○年○○の地で、父○○、母○○のもとに生まれる」

それからは、履歴書を書く要領で書き進めます。

進学した際、就職した際には過ごした土地名を添えてください。「○○年大学進学のため○○県○○市に引っ越す」

                             「○○年○○会社に就職のため○○県○○市に引っ越す」

その他には例えば結婚された年も書き込みます。「○○年○○月○○さんと結婚」

この自分の年表は、ご本人がこれまでの人生の中どのような場所で過ごしたのか、どのような職歴があったのかなどを知ることができます。

 

 書き留める作業の合間には、生前整理と言われる自分の身の回りの片付けに移ります。

想い出が沢山の捨てられないものをもういちど見直して、資源ごみの回収日や不燃物の回収日などに合わせ、その都度持っていきやすい量にまとめながら無くしていくのが良いと思います。

 

今ではフリーマーケットやフリーマーケットアプリなども沢山あります。仲良しの友達と久しぶりのイベントとして企画してみるのも楽しみに繋がるかもしれません。

 

片付ける中で、「まだ捨てない」と決めた物は、自分がいなくなった後の行き先を決めて、写真を撮り、メッセージと一緒に保管しておきましょう。例えば「○○へおさがりとして渡すことに決めています」「お世話になった○○の施設へ寄付します」というように、自分がいなくなった後の手配に関する指示を遺しておくことがなによりも喜ばれ、手助けとなります。

 

持ち物の片付けが進んできたら、自分の名義となっている物の整理に取り掛かりましょう。車の車検証、生命保険の保険証券、銀行通帳など原本のコピーをまとめてファイルしておくのが良いと思います。